マリさんの試合終了です。
題名の『混戦!WSM!』の通り、ラストシーンは予定通りではあったのですが、キャラが増えすぎてWSMの今後は益々迷走状態です(^^;。
でも、新キャラ考えるの楽しくて止められないんですよね(^^;。
まあ、全盛期の新日や全日、それに全女なんかは、もっとレスラーたくさんいたはずなので、まっ、良いか。公式タッグ戦に向けて、さらにあと数人の新キャラ登場になりそうです。
頭が痛いのが公式タッグ戦の試合数。現在、ベビーフェース、ヒール8チームずつ計16チームの参加を予定してますが。
・16チームの総当りだと120試合!
・8チームずつ2組に分けてリーグ戦、各組上位2チームで決勝トーナメントで59試合。
・サッカーのワールドカップ方式で、各組4チームの予選リーグと上位2チームの決勝トーナメントでも31試合。
ヒール同士の対戦は画像無しのテキストのみとか、1試合当たりの画像減らせば、かろうじて3番目の方式でいけるかなあ?
題名の『混戦!WSM!』の通り、ラストシーンは予定通りではあったのですが、キャラが増えすぎてWSMの今後は益々迷走状態です(^^;。
でも、新キャラ考えるの楽しくて止められないんですよね(^^;。
まあ、全盛期の新日や全日、それに全女なんかは、もっとレスラーたくさんいたはずなので、まっ、良いか。公式タッグ戦に向けて、さらにあと数人の新キャラ登場になりそうです。
頭が痛いのが公式タッグ戦の試合数。現在、ベビーフェース、ヒール8チームずつ計16チームの参加を予定してますが。
・16チームの総当りだと120試合!
・8チームずつ2組に分けてリーグ戦、各組上位2チームで決勝トーナメントで59試合。
・サッカーのワールドカップ方式で、各組4チームの予選リーグと上位2チームの決勝トーナメントでも31試合。
ヒール同士の対戦は画像無しのテキストのみとか、1試合当たりの画像減らせば、かろうじて3番目の方式でいけるかなあ?
AAWWペアの必殺技を受けて意識朦朧としながらも、なおも立ち上がろうとする澤上マリ。
そこへ、救援にリングインしてきたのは、『エンジェル・ナイツ』のパンサー・ミミとキューティー・タイガーだ。同じベビーフェースながら『エンジェル・ナイツ』とマリ率いる正規軍は一線を画しており、普段は共闘することはないのだが、リング上の凄惨な状況にさすがに居ても立ってもいられなくなったのだ。
「マリさん、もう立たないで! 貴方達も、もうお止めなさい!」
「あら、ミミ先輩。いや、パンサー・ミミ、チャンピオンのお出ましかい? このWSMの有様は何? 男子レスラー相手に、まるで見世物じゃないの?」
「これは、全てオーナーの趣向なのよ。それにね、えっ?」
ミミの言葉も終わらぬうちに、突っ込むキューティー・タイガー。
ドロップキック一閃だ。
「とうっ!」
ビシッ。
「グハッ!」
WSMの女子レスラーの中でも、屈指の身体能力を誇るキューティー。ばねの効いた一撃に、大柄な”ブラッディ”もたまらず吹き飛ぶ。
「いいか、お前たち。虎のマスクは正義のシンボルなんだぞ! お前たちに被る資格なんか無い!」
「ほんの3年前は、ひよっこだったくせに、随分と大きな口を叩くようになったわね。虎のマスクは最強であるAAWWペアにこそふさわしいわ。」
「何だと。」
と、その時、リングにさらなる影が。
「最強? 本場? AAWWってのは、そんなにすごいのかしら? 一度お手合わせお願いしたいものだわ。」
新たにリングに現れたのは、チーム『オセロッツ』の早乙女はるかだ。
「おや、はるか先輩までご登場? ”ブラッディ”、どうやら私たち人気者みたいだよ。」
まさにリング上は一触即発の状態だ。
「お待ちなさい!」
その時、凛とした声がリングに響き渡る。意識の戻った澤上マリだ。これが、団体社長の威厳なのか。おもわず動きのとまるレスラーたち。
「AAWWペアの公式タッグ戦への参加を許可します。この決着は公式戦でつけなさい!」
AAWWペアの参戦で、各勢力入り乱れて混戦状態、群雄割拠のWSM! 公式タッグ戦の行方ははたしてどうなるのか?
混戦! WSM! -完-
澤上マリを襲うキックの嵐!
顔、首、胸、腹、そして背中、腰に打ち込まれる無数のキック。
意識を半ば失いながらも、立ち続けるマリ!
「くっ、こいつ、なんてしぶといんだい。ノワール、あれで決着つけようよ!」
どうやら黒尽くめのマスクウーマンは”ノワール”と呼ばれてるらしい。
「OK、ブラッディ!」
長身の”ブラッディ”が自慢の怪力でマリをベアハッグに捕える。
ミシミシ、巨漢男子レスラーに散々痛めつけられたマリの腰が再び悲鳴を上げる。
「あうっ、うっ。」
意識朦朧としながらも、激痛にうめき声をあげるマリ。
「さあ、いつでもいいよ、ノワール!」
通常のべアハッグの体勢より、はるかに高々とマリの体を持ち上げる”ブラッディ”。
一方、”ノワール”は、コーナーのトップロープ上で身構えている。
「さあ、いくよ。ブラッディ!」
自分の体をやや反り気味に、澤上マリの体を一層高々と掲げる”ブラッディ”
そこへ、カウンターで”ノワール”のフライング・ネックブリーカーが炸裂!
と同時に、2人分の体重を乗せて、マリの体をキャンパスに叩きつける!
ニューヨーク仕込みの必殺技、『スカイスクレーパー・ドロップ(摩天楼落とし)』だ。
半ば意識を失ったマリを襲うAAWWペアの必殺技。マリ! 選手や団体を想う君の気持ちは、もう十分わかった。お願いだから、もう立っちゃだめだ。これ以上は命にかかわるぞ!
苦闘の末、巨漢男子レスラー二人組を倒した澤上マリ。
「はあ、はあ、はあ、はあ。私、勝ったの?」
気力を振り絞っての勝利。最早、エネルギーは0.1%も残されていない。がっくりとリングに膝を付くマリ。
その時、リングに黒い影が!
突如、リングに現れた黒尽くめの謎の覆面レスラー。
「あなた、AAWWに遠征中の。。。いつアメリカから帰ってきたの?」
マスクをしているとはいえ、所属レスラーの姿を見誤ろうはずがない。覆面レスラー相手に名前こそ呼びはしないが、世界最大の北米メジャー団体AAWWで海外修行中の若手レスラーに声をかけるマリ。
「この様はなんなの? 裸同然の格好で男子レスラー相手に。まるで見世物じゃないの! こんなのプロレスとは言えないわ! これが、私たちが目指していた女子プロレスの理想の姿だというの?」
マイクロビキニ姿のマリを激しく非難する漆黒ののマスクウーマン。
「うっ、これは。。。」
もちろん、全て助平オーナーのせいなのだが、責任を感じて言い訳はしない澤上マリ。
「こんな姿ならWSMなんて無い方がいいわ。私たちAAWWがぶっ潰してやる! 行くよ! ブラッディ!」
ブラッディと呼ばれた、これまた覆面の長身レスラーがリングイン。AAWWの刺客二人が澤上マリを挟撃する形に。
いったい、どこにそんな力が残っていたのか。ゆっくりと立ち上がるマリ。
「WSMは私が守る!!」
男子レスラー二人を倒したのも束の間、澤上マリに襲い掛かる次なる試練。AAWWの刺客相手に、果たして勝機はあるのか? がんばれマリ!
澤上マリの胸を揉みしだきながら、マイケルのおしゃべりは止まらない。
「社長の体って、本当最高っすね。筋肉も付き過ぎず、うっすら脂肪が乗りつつスレンダーで抜群のプロポーション。おっぱいもマシュマロみたいだし。もちろん若い娘のピチピチ、プリプリの体も捨てがたいものもありますけどね。そういえば、この間ヒール控え室に連れ込んで、ベンといたずらした、あの新人。名前なんて言ったっけ?」
「今、なんて言ったの? 先月、泣きながら退団届け持ってきた練習生がいたけど、まさか、あなた達の仕業? いったい、あの娘に何をしたの?」
突然、表情を豹変させ、語気を荒げるマリに驚くマイケル。
「何って、ベンと二人で少し痛めつけて、体触っただけなんだけど。」
「プロなんだからリングに上がる以上は私たちにはそれなりの覚悟はできてる。でもリングの外、しかもデビュー前の素人同然の娘だったのよ! あなた達、絶対許さない!」
折れかけていたマリの闘志に再び、火がついた。良いように触っていたマイケルの腕を払いのける。
呆然とするマイケルを尻目に、状態を起こすとベンの顎に、怒りの鉄拳を見舞う澤上マリ。
ガツン!
「ぐはっ!」
「やべぇ、社長がキレた!」
狼狽して、マリを取り押さえようとするマイケルの鳩尾に、気合と共にマリのローリング・ソバットが叩き込まれる。
「とうっ!」
ドスッ!
「ゲホホッ!」
澤上マリの怒りは止まることを知らない。スレンダーな体、しかもスタミナは完全に絞りつくされたはずだが、どこからパワーが沸いてくるのか。
「うおおおっ!」
雄たけびとともに巨漢のベンを高々と振り上げるとパワーボムだ。さすがにベンの顔からも薄ら笑いは消え、驚愕の表情だ。
所属レスラー思いの澤上マリにとって、プロレスに夢と憧れを抱いて入団した新人が、変態男子レスラー二人組のセクハラで退団に追い込まれたことは、絶対に許しがたいことなのだ!
凄まじい怒りをエネルギーに、一気に試合をひっくり返したマリ。今度は完全決着か?
連携抜群のマイケル&ベンの次の攻撃は、二人掛かりの逆えび固めだ。柔軟性抜群の女子レスラーに普通の逆えびでは、さほどの効果が無いのだが、ヘビー級男子レスラー二人掛かり、しかも背中を踏みつけておいて絞り上げるのだから、さすがの澤上マリもたまらない。
ギシギシギシ、いやな音をたてて、マリの体が反り返る。
「あううっ!」
「どうだ、早くギブアップしないと背骨が折れちゃうぜ!」
「誰がするもんですか!」
歯を食いしばり、必死に耐えるマリ。
(ここでギブアップしたら、オーナーの思う壺だわ。所属レスラーたちのためにも、絶対負けられない。)
「これなら、どうだ。」
休むことを知らないマリへの攻撃。今度はベンのモンゴリアン・ベアハッグだ。ヘビー級の男子レスラー同士では、技をかけるほうにも負担が大きく痛め技にしかならないこの技も、体重三分の一の女子レスラー相手なら話が別だ。強力な必殺技になり得る。
ミシミシミシ、さっきまで二人掛かりの逆えび固めでさんざん痛めつけられたマリの背中と腰が、再び悲鳴を上げる。
「あうっ、うっ。」
苦悶のうめき声を上げ、首を振るしかなす術の無いマリ。
マイケルがマリに近づき、胸に手を伸ばす。
「社長、苦悶の表情も色っぽいですねえ。さあ、触らせてもらいますよ。これだけビキニの布が小さいと、ほとんど生おっぱいに触ってるのと変わんないよね、へへへ。」
「お止しなさい!」
マリの乳房に触れた瞬間、一瞬驚き、一層笑顔の広がるマイケル。
「何、このおっぱい? 手に吸い付いて離れないぞ。しっとりして極めの細かい肌も大人の体って感じ~~。」
「こら、すぐその手を離しなさい。」
「いやだよ~。それっモミモミモミモミ!」
「くうっ!」
二重三重のオーナーのいやがらせ、さらにここにきて、散々痛めつけておいてのセクハラ攻撃。強固な澤上マリの意志が少しずつ揺らぎ始める。
(く、悔しい。観客の前で裸同然の水着。それにこんな奴に胸を触られるなんて。)
オーナーの狙いはマリの心を折り、屈服させることなんだ。このまま負けちゃだめだ! 立ち上がれマリ!
「はあっ、はあっ、はあっ。」
(いけない、目まいが。。。)
二日連続の徹夜明けのコンディションで、異常なタフネスさを誇るベン相手に苦戦を強いられる澤上マリ。目まいを感じ、一瞬、隙ができる。
「へっへー、後ろががら空きだぜ!」
息を吹き返したマイケルが後方から急襲! マリの後頭部にチョップを叩き込む。
「しまった!」
前方に倒れこむマリに、今度は前方からベンがショートレンジのラリアットだ!
「そりゃー!」
「ぐはっ!」
後ろから前から、巨漢二人組に良い様にもてあそばれる澤上マリ!
「はっはっは。攻守逆転だぜ。」
澤上マリに首に丸太のような腕を巻きつけスリーパーホールドで締め上げるベン。
「ほらほら、ボディががら空きだぜ!」
マイケルはマリのボディにアッパーを打ち込むと拳をそのままねじり上げる。
ドスッ、グリグリ。
「あふっ!」
ドスッ、グリグリ。
「ぐふっ!」
ドスッ、グリグリ。
「あうっ!」
トレーニング不足で最近、腹筋が落ちてるマリにはきつい攻撃だ。
スリーパーホールドに執拗なボディブロー。元々コンディション不良の澤上マリからスタミナを完全に奪い去ったようだ。
「ゲホッ、ゲホッ、はあっ、はあっ、はあっ、はあっ、。」
(くっ、もう体が動かない。でも、どうして? こいつらはレスリング技術は二流じゃなかったの? 相手のスタミナを着実に奪う攻撃を仕掛けてくるなんて。)
「ここまでは、予定通りだな。でも、良いのマイケル?この人、社長でしょ? こんなにやっちゃって俺たちのギャラ大丈夫かな?」
「はっはっは、大丈夫! 痛めつけてリング上で辱めるほど、ボーナス査定上がるってオーナーが言ってたぜ!」
「ほっほう、じゃあ遠慮無く社長を甚振れるってわけだ。」
「あれっ?お前Mじゃなっかたの、ベン?」
「俺は、美女に痛めつけられるのも好きだけど、痛めつけるのはもっと好きなんだよ。」
「はっはっは、この変態野郎め。」
二人掛りでマリのスタミナを奪う攻撃もオーナーの指示だったのだ! いったい、どこまで卑劣なんだ! がんばれマリ、卑劣な策略に負けるな!
「さすが社長、効く~。へへへへ。」
笑みを浮かべながら、起き上がるベン。
「さすがに一発でKOは無理だったかしら?じゃあ、これならどう?」
澤上マリのハイキックがベンの顎を的確に捉える。
「ゲホッ、最高ーー!」
何故か、満面の笑顔で倒れるべン。
倒されても倒されても、妖しい笑みを浮かべてゾンビのように立ち上がってくるベン。
「はあっ、はあっ、なんてタフなの?その筋肉は見かけだけじゃ無かったって事?」
「俺はねぇ。美人に責められれば責められるほど、何故か力が湧いてくるんだよ。へへへへへ。」
「何こいつ、変態なの?」
美女に責められれば責められるほど元気になるベン。そのタフネスさは、最悪のコンディションの中、早期決着を付けたいマリにとって最悪の相手だ。
がんばれマリ! 変態M男になんか負けるな!
WSM社長兼現役レスラーの澤上マリ。
選手たちをかばうため普段から衝突することの多い上、セクハラを毅然と拒絶したため、助平オーナー(OTTO)から逆恨みを買っている。
オーナーの命令で、連日エッチなコスチュームでの試合を強要されているマリ(WSMでは月一ビキニデーがあるが、マリは毎日!)。今日のコスチュームはマイクロ・ビキニだ。
(くっ、何この水着。ほとんど裸じゃないの。助平オーナーめ、観客の前で私に恥をかかせようって魂胆ね。だけど、選手たちのためにも、これくらいで負けたりしないわよ。)
しみ一つ無い美しい肌と完璧なプロポーション。さらに決意を秘めた凛とした表情、まさにリングに降り立った女神の姿に、息を呑む観衆。
今日の相手は『デーモン・クロー』のマイケル&ベン(こちらは新顔)の巨漢二人組だ。
「へへへへ、社長。今日も凄い格好じゃないですか。もしかして露出狂?」
「くっ、オーナーの指示だって知ってるくせに。」
「さあ、どうだかねえ。へへへ。」
「あなた達、どちらか一人は早くコーナーへ下がりなさいよ!」
「それはできませんね、社長。2対1で痛めつけろってのがオーナー指示なんでね。それより、少し顔色が悪いんじゃありませんか。」
「何、言ってるの?」
ただでさえ忙しい社長業との兼務。オーナーの命令で、ここの所、ほとんど不眠不休でデスクワークも強要されているのだ。今日も二日連続の徹夜明けだ。
澤上マリを追い詰める二重三重のオーナーのいやがらせ。
がんばれマリ! WSMの全ては君の肩にかかってるんだ。助平オーナーのいやがらせなんかに屈しちゃだめだ!
1.今後の展開
今後のWSMの展開なんですが、公式タッグ戦(いったい、いつになったらやるのか?)の残り出場枠を巡って新キャラ登場なんかを予定してます。出場チーム数は、今の所、ベビーフェース8組、ヒール8組を予定してます。残り出場枠はベビーフェース側があと二組、そのうちミミは決定なので、実質残り三人。ヒール側は、『デーモン・クロー』をメインに5~6組は考えてるので、残り2~3組です。
2.米国メジャー団体の設定について
AAWW(All American Woman Wrestling←う~ん、ベタですね)
米国に本拠を置く、世界最大の女子プロ団体。
WSMとこれまでの関係は決して親密とは言えず、というかWSM自体、実際まともに相手にされてなかったのが実情。WSMから育成目的(いわゆる海外修行ってやつですね)で数人の若手選手をフリーの立場で派遣する関係にとどまっていた。しかしながら基礎のしっかりしたWSM出身レスラーが力を発揮するにつれて、徐々にAAWW関係者のWSMへの関心が高まっている。ただし、WSMで主流の男女ミックスファイトに対しては、邪道だと嫌悪感を示している。
新キャラは
・若手WSMレスラーのAAWWからの凱旋帰国
・WSM潰しのためのAAWWから刺客参戦
みたいな感じになりそうです。
今後のWSMの展開なんですが、公式タッグ戦(いったい、いつになったらやるのか?)の残り出場枠を巡って新キャラ登場なんかを予定してます。出場チーム数は、今の所、ベビーフェース8組、ヒール8組を予定してます。残り出場枠はベビーフェース側があと二組、そのうちミミは決定なので、実質残り三人。ヒール側は、『デーモン・クロー』をメインに5~6組は考えてるので、残り2~3組です。
2.米国メジャー団体の設定について
AAWW(All American Woman Wrestling←う~ん、ベタですね)
米国に本拠を置く、世界最大の女子プロ団体。
WSMとこれまでの関係は決して親密とは言えず、というかWSM自体、実際まともに相手にされてなかったのが実情。WSMから育成目的(いわゆる海外修行ってやつですね)で数人の若手選手をフリーの立場で派遣する関係にとどまっていた。しかしながら基礎のしっかりしたWSM出身レスラーが力を発揮するにつれて、徐々にAAWW関係者のWSMへの関心が高まっている。ただし、WSMで主流の男女ミックスファイトに対しては、邪道だと嫌悪感を示している。
新キャラは
・若手WSMレスラーのAAWWからの凱旋帰国
・WSM潰しのためのAAWWから刺客参戦
みたいな感じになりそうです。
会場の折りたたみ椅子をがリングに持ち込み、大きく振りかぶるデーモン・レイカ。
「さあ、覚悟しな! スノー・ホワイト!」
「まさか、それを? いやっ、止めて!」
抵抗しようにも、両足を巨漢男子レスラーに抑えられ、両肘も破壊されているのだ。どうすることもできない。
スノー・ホワイトの哀願を無視、渾身の力で椅子を振り下ろすデーモン・レイカ。
「とおっ!」
ドスン! ボキボキ!骨の折れるいやな音が響く。
「ゲホッ。」
「良い音がしたねえ。どうやら完全に恥骨が折れたようだね。ホーホッホ。」
「あううっ。」
散々痛めつけたスノー・ホワイトの股間を、無情にも、さらにハイヒールで踏みにじるデーモン・レイカ。
「『デーモン・クロー』に楯突くとこうなるんだよ。わかったかい、ホッホッホッホ。」
恥骨をへし折られた股間を踏みにじられるのだ。想像を絶する激痛がスノー・ホワイトを襲う。
グリグリ。
「ぐふう!」
グリグリグリ。
「うううぅー!」
グリグリグリグリ。
「あふうううっ!」
一際高い悲鳴を上げると全身を一瞬痙攣させ、ぐったりするスノー・ホワイト。遂に完全失神だ。
リング下で気絶していた大空ひかるもリング上に上げられ、無造作にスノー・ホワイトの上に放り投げられる。
「これで、パンサー・ミミの公式タッグ戦でのパートナー候補は全滅だねえ。お嬢ちゃんはともかく、スノー・ホワイトの方は徹底的に痛めつけてやったからね。当分試合はおろか、まともに歩くこともできないだろうね。さあ、これでミミがどうでるか。あいつのことだから、一人でもタッグ戦に出てくるかもね。それはそれで楽しみだね、フッフッフ。」
ミミのパートナーを潰せ! -完-
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