もはや抵抗する力も残ってない澤上マリを、複合サブミッション技で責めるブラッディー・タイガー。
足を極めておいて、膝を相手の腰に当てて、締め上げる。さらに両手は相手の首にがっちりと巻かれている。底知れぬブラッディー・タイガーのテクニックだ。
「心配しなくて良いよ。すぐに絞め落としたりしないから。ふふふ。」
「うぐぅ。。。」
腰を突き出し、股を大きく開いた格好で拘束された澤上マリ。
「マリさん、なんて格好してるんですか。嫁入り前の女の子がはしたない! 私がおしおきしてあげるわ!」
嘲笑しながら、タイガー・ノワールがマリの股間に前蹴りを入れる。
ドスッ!
「いやあぁーー!」
グシッ!
「あぅーーー!」
ブーツの固いヒールが女性の最も敏感な部位につきささるのだ。さすがの澤上マリも、あられもない悲鳴を上げる。
ただならぬ澤上マリの悲鳴を聞きつけ、南条エミーの巨乳を触っていた手を離し、振り返るマグニフィセント・権三。
「むむむ? いったい何事じゃ? おおっ、社長!」
「マリ社長ーー!」
マリのピンチに必死に声を上げるエミーだが、両腕をロープにがっちりと拘束されていては成す術も無い。
あられもない澤上マリの姿に駆け寄ったマグニフィセント・権三。マリの胸に手をやろうとした瞬間、ある変化に気付く。
「おやっ、このポチっとした膨らみは? もしかして、社長、乳首を立てておるのかな?」
「ち、違うわ!」
「はっはっはっは、やっぱりこいつ、真性のマゾだよ。」
あざ笑うブラッディー・タイガー。
「じゃあ、Mのマリさんにご褒美をあげるわ。やあーー!」
フェンシングの要領で、竹刀をマリの股間に突き入れる。
「あううぅーー!」
(もう、私、ダメ。。。)
社長、そしてトップレスラーとして、常に凛とした姿を見せていた澤上マリ。だが、彼女も一人の女性に過ぎないのだ。観客の前で徹底的に辱められ、その心がまさに折れようとしている。
「ギ、ギブ・アップ。。。」
遂に澤上マリの口から、ギブ・アップが発せられる。涙が一筋、その頬を伝い落ちる。
だが、声をそろえて答える3人。
「何? 聞こえないねえ!」
グリグリ。
マリの尖った乳首を、つまみあげる権三。
「いやっ! いやっ!」
さらに散々痛めつけられた秘部にノワールの竹刀が突き刺さる。
「それーー!」
グシュッ!
「ウグッ!」
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ギブ・アップの後も、散々いたたぶられた澤上マリ、最後はブラッディー・タイガーに絞め落とされて、完全失神してしまった。
「ふうっ、ようやくすっきりしたよ。」
マリを足蹴にして満足げなタイガー・ノワール。
「しかし、こいつ、しぶとかったねえ。」
「まあ、これくらいじゃないと倒し甲斐が無いからね。でも、ブラッディー、この試合はまだ序の口、2回戦が本命だよ。」
「チャンピオンのパンサー・ミミかい? でも、あいつ、膝を壊されてポンコツなんだろ?」
「怪我してるミミ先輩は、はなから眼中にないよ。でも、パートナーが奴なら、話は別さ。」
「ふうん、そいつとは何か因縁があるのかい?」
「まあね。」
(待ってなよ。お前にはマリさんの何倍もの地獄を見せてやるよ。)
どうやら、タイガー・ノワールとホワイト・キグナスは、なにやら過去に因縁があるらしい。
がんばれ、パンサー・ミミ、ホワイト・キグナス!
マリさんの仇をとってくれ!
試合結果:○ブラッディー・タイガー (ギブ・アップ) 澤上マリ×
Bブロック 1回戦 第2試合 -完-
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