「さすが社長、効く~。へへへへ。」
笑みを浮かべながら、起き上がるベン。
「さすがに一発でKOは無理だったかしら?じゃあ、これならどう?」
澤上マリのハイキックがベンの顎を的確に捉える。
「ゲホッ、最高ーー!」
何故か、満面の笑顔で倒れるべン。
倒されても倒されても、妖しい笑みを浮かべてゾンビのように立ち上がってくるベン。
「はあっ、はあっ、なんてタフなの?その筋肉は見かけだけじゃ無かったって事?」
「俺はねぇ。美人に責められれば責められるほど、何故か力が湧いてくるんだよ。へへへへへ。」
「何こいつ、変態なの?」
美女に責められれば責められるほど元気になるベン。そのタフネスさは、最悪のコンディションの中、早期決着を付けたいマリにとって最悪の相手だ。
がんばれマリ! 変態M男になんか負けるな!
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