公式タッグ戦Bブロック第一試合、WSMヘビー級チャンピオンのパンサー・ミミがいよいよ登場。
大会前の発表ではミミのパートナーはミスXとされ公表されてなかったが、タッグ・パートナーが試合開始時間になっても姿を見せない。異変に気づいた会場もざわめき始める。
一方、ミミの相手は最強ヒール軍団『デーモン・クロー』から、WSM一の巨体の筋肉モンスター、ジャイアント・ベヒモスと怪奇派レスラー、ナイトメアーの男子レスラータッグだ。
今大会、リングナースとしての立場を利用して、試合へ介入、乱入を繰り返している『デーモン・クロー』のリーダー、デーモン・レイカももちろんセコンドに付くようだ。
タッグパートナーのいないミミを見て、嘲笑するデーモン・レイカ。
「おやっ、パートナーはどうしたんだい? ふっふっふ。まあ、お前のパートナー候補は、大会前に全員病院送りにしてやったから無理ないか。一人でタッグ・トーナメントをどう闘うか楽しませてもらうよ。」
「ひかる、スノー・ホワイト、それにキューティー・タイガーやアリスまで。デーモン・レイカ、お前だけは許さない! たとえ、一人でも『デーモン・クロー』は全員倒してみせる!」
卑劣な手段で仲間を次々と倒され、激しい怒りを露わにするパンサー・ミミ。
「ふん、やれるもんならやってみな。その足で何ができるんだい。」
ミミ自身も『デーモン・クロー』の卑劣な凶器攻撃で、左膝に重症を負わされている。パワーで勝る男子レスラー相手に戦うには、スピードが必要だが、その生命線ともいうべき膝を破壊されたのだ。
正に絶体的な不利な状況で、果たしてパンサー・ミミはどう闘うのか。
闘え、パンサー・ミミ。チャンピオンの誇りにかけて、みんなの仇をとってくれ!
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