「さっきは、あそこを痛めつけてすまなかったねえ。ちゃんとマッサージしてやるから安心しな。キマイラ、頼むよ。」
「フッフッフ。OK、レイカ。」
仰向けになったスノー・ホワイトの両足を押し広げろと、アブドーラ・ザ・キマイラは、スノー・ホワイトの股間を踏み付け、踏みにじる。
「そら、いくぞ!」
ドンッ!!グリグリグリグリ。
「あうっ!うぐうぅっ!」
思わず呻き声をあげるスノー・ホワイト。
「ん? どうやら股間マッサージは気に入ってもらえたようだね。」
ドンッ!!グリグリグリグリ。
「くうっ!」
ドンッ!!グリグリグリグリ。
「ああっ!」
・
・
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「今日は、特別サービスだよ。エクスキューショナー、胸もマッサージしてやりな。」
「待ってました!」
嬉々として、スノー・ホワイトの胸を揉み始めるジ・エクスキューショナー。しかし、それはマッサージなどという生易しいものではない。握力200kgを超える怪力で、力任せに握られるのだ。
「どうだ、気持ち良いか?」
「う、くうっ・・・。」
スーパーヘビー級の巨漢レスラーに女性の急所を責められ、マット上で悶絶するスノー・ホワイト。
(このままだと、私、本当に壊されてしまう!)
「マッサージで気持ち良くしてるだけじゃ、プロレスとは言えないねえ。そろそろ、プロレスやろうかね。」
「何を馬鹿なことを。」
「エクスキューショナー、行くよ!」
「おうっ!」
瞬時にスノー・ホワイトの肘を、腕ひしぎ逆十字に捉えるデーモン・レイカとジ・エクスキューショナー。二人ともレスリングのテクニックも、一流なのだ。
「レイカ、折っても良いのか?」
「まあ、待ちな。へし折っちゃったら、そこで楽しみが終わるからね。間接が壊れる寸前の力で絞め続けるんだよ。」
ミシミシミシミシ。
「むうっ! うぐぐぐ!」
苦悶の表情で必死に絶えるしかないスノーホワイト。
会場の入り口を封鎖され、パンサー・ミミたちの救援も期待できない孤立無援の状態。ギブアップすることさえ許されず、延々とマット上で痛めつけられるスノー・ホワイト。果たして、この無間地獄から脱出することができるのか?
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